大谷翔平が緊急登板で160キロ連発もサヨナラ負け ドジャース4連敗…被弾スコットにファンの怒り殺到

ドジャースの大谷翔平投手(31)は5日(日本時間6日)に敵地ボルティモアでのオリオールズ戦に「1番・投手兼DH」で先発し、3回2/3を3安打無失点、5三振1四球で勝敗は付かなかった。防御率3・75。打者15人に70球で、最速101・5マイル(約163・3キロ)をマーク。100マイル(約160・9キロ)超を復帰後最多の11球投げ、フォーシームの平均球速99・7マイル(約160・5キロ)は復帰後最速だった。打者では3打数無安打。打率2割7分7厘。チームは1―2でサヨナラ負けして4連敗。9月初勝利は遠い。 先発予定だったグラスノーが背中の張りを訴えて登板を回避したため、大谷は緊急登板。4回途中で2番手バンダにマウンド譲ったが、降板時には敵地にもかかわらずスタンディングオベーションが贈られた。5回にカスペリアスの暴投で1点を先制されるも6回にフリーマンの19号ソロで同点に追い付いた。 9回に7番手の左腕スコットが登板。ボール球を振らせて2者連続三振を奪ったが、8番バサロへのカウント1―2からの5球目は失投。ほぼ真ん中の98・7マイル(約158・8キロ)のフォーシームを右中間に運ばれ、サヨナラ負けした。 ドジャースの公式X(旧ツイッター)には直後からドジャースファンの怒りの投稿が殺到。 「スコットを解雇しろ!!! 彼はまた試合を台なしにした」 「タナー・スコットとマイケル・コンフォートはこのチーム史上最悪の契約だ」 「タナー・スコットにボールを渡した瞬間、敗北はほぼ確定した」 「タナー・スコットは八百長の疑いで逮捕する必要がある」 「デーブ・ロバーツを解雇」 米スポーツサイト「アスレチック」のファビアン・アルダーヤ記者は自身のXに「直近7試合のうち6試合に敗れており、いずれも勝率5割以下のチームに敗れている・直近、29イニングのうち、得点したのはわずか2イニングだけだ」と投稿した。 パドレスも地区最下位のロッキーズに0―3で完封負けしたため、2ゲーム差は変わらなかったが、不振の打線、抑え不在の救援陣と深刻な状況。ポストシーズンに進んだとしても勝ち抜くの厳しいだろう。21世紀初のワールドシリーズ連覇は幻に終ってしまうのか…。

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