偽造された商品券を都内のチケットショップに持ち込み、金を騙し取ろうとしたとして暴力団組員の男が逮捕されました。 詐欺未遂などの疑いで現行犯逮捕されたのは、極東会系組員の浅賀浩太容疑者(31)で、今月4日、東京・新宿区のチケットショップを訪れ、偽造された1枚5000円の商品券100枚を持ち込み、金を騙し取ろうとした疑いがもたれています。 警視庁によりますと、浅賀容疑者が持ち込んだのは、クレジットカード会社が発行する商品券に似せた偽物でした。 今月に入り、都内の複数のチケットショップで、同じような偽造商品券が持ち込まれる事件が相次いでいて、警戒していた店員が偽物と気づき、事件が発覚しました。 取り調べに対し、浅賀容疑者は「偽物であるとは思わなかった」と容疑を否認しています。 警視庁は、都内で相次ぎ確認されている偽造商品券の流通元についても捜査を進めています。