介護老人保健施設「寿老園」殺人事件 容疑者の男を鑑定留置へ 石川・七尾市

今年8月、七尾市の介護施設で入居していた高齢の男性が殺害された事件で、金沢地検は9月9日から、容疑者の男の刑事責任能力を調べるため鑑定留置を始めました。 この事件は8月22日、七尾市の介護老人保健施設「寿老園」で、93歳の男性が杖や金属製のおもりで複数回殴られ殺害されたもので、同じ部屋に入居していた七尾市中島町鹿島台の無職・岡田道定容疑者88歳が逮捕・送検されています。 これまでの警察の調べで、岡田容疑者は一緒に生活している中での嫌なところが見え、注意しても直らず我慢をしていたという趣旨の供述をしていました。 一方、金沢地検は岡田容疑者について精神鑑定が必要と判断し、刑事責任能力を問えるかを調べるための「鑑定留置」を9月8日から始めました。 期限は12月8日までの3か月間で、専門家による鑑定結果を受け、金沢地検は起訴が可能かどうか判断するものとみられます。

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