銀行口座不正に開設容疑で逮捕の警視庁巡査部長 別の口座も不正に開設したとして再逮捕

偽造免許証を使って銀行口座を開設したとして逮捕された警視庁築地署の巡査部長が、他にも2つの銀行口座を不正に開設したなどとして再逮捕されました。口座は、特殊詐欺の被害金の振込先として悪用されていたとみられています。 詐欺などの疑いで再逮捕されたのは、警視庁築地警察署地域課の巡査部長・米川和行容疑者です。 警視庁によりますと、米川容疑者は2024年10月ごろ、ウソの住所を書いた保険証を警視庁・世田谷警察署に提出し、運転免許証の住所を不正にかえた疑いや、この免許証を使って、2025年4月ごろに2つの銀行口座を不正に開設した疑いがもたれています。 口座は特殊詐欺の被害金などの振込先として悪用されたとみられ、米川容疑者名義の6つの口座には約7000万円の入金が確認されているということです。 調べに対し、米川容疑者は「報酬欲しさに銀行口座を開設しました」と容疑を認めているということです。 米川容疑者は、偽造した免許証を使って不正に銀行口座を開設したとして、先月、逮捕されていました。 警視庁は「引き続き捜査を尽くし、事実関係を明らかにしたうえで、厳正に対処していきます」とコメントしています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする