702万円だまし取られる 名張の男性「特殊詐欺の犯人に浮上」 三重

【名張】三重県警名張署は10日、名張市の20代男性が警察官や検察官を装った男に「特殊詐欺の犯人として浮上している」などと言われ、現金702万円をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。 同署によると、男性は先月23日、携帯電話に「ドコモ」を名乗る男から「あなた名義の携帯電話が詐欺に使われている」と電話があり、長野県警や検事を名乗る男らと、秘匿性の高い通信アプリ「シグナル」で通話をするようになった。 男性は男らに「保釈金制度があり、すぐに逮捕されることはない」と言われ、今月2日までに、指定された口座に現金を振り込んだ。男に「保釈金の返還手続き」として警察署に行くよう指示され、男性が来署したことをきっかけに被害が発覚した。

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