大阪府警の警視の男が「パパ活」で出会った10代の少女にわいせつな行為をしたとして逮捕されました。 逮捕されたのは、大阪府警本部の生活安全特別捜査隊に所属する警視の辻本浩嗣容疑者(53)です。 辻本容疑者は今年6月、大阪府内のカラオケ店の個室で、16歳未満と知りながら、10代の少女の体を触るなどした疑いがもたれています。 警察によりますと、辻本容疑者は少女とSNSで知り合い、現金を渡してみだらな行為などをする「パパ活」目的で会っていたということです。 生活安全特別捜査隊は「パパ活」による性犯罪などを捜査する部署で、辻本容疑者は特別捜査官としてナンバー3を務めていました。西成警察署に所属していた去年11月には高校生に闇バイトで犯罪に関わらないよう指導していました。 辻本 容疑者(去年) 「(犯罪グループから)脅迫にあっても、必ず引き返すことができるチャンスはあると思います。 そういう勇気は持って下さい」 辻本容疑者は調べに対し、「間違いありません」と容疑を認めていて、警察が動機などを詳しく調べています。