霜降り明星の粗品が9月8日、YouTubeチャンネル「1人賛否」で、アインシュタイン・稲田直樹のInstagram乗っ取り事件について言及。犯人逮捕で潔白が証明された稲田に対し、謝罪しながらも「まだグレー」と主張し続ける姿勢に疑問の声があがっている。 「この事件は2024年7月、暴露系YouTuber・コレコレさんが『稲田さんのアカウントから性的画像を要求するDMが届いた』という女性がいると語ったことが発端となっています。 翌日から疑惑の人となった稲田さんですが、当初から一貫して否定を続け、9月5日、不正アクセス禁止法違反で32歳の男性が逮捕されたことを報告しました。容疑者は稲田さんのほか、20代のプロスポーツ選手など、複数のアカウントに不正侵入した疑いが持たれています。稲田さんの潔白は証明された形となっています」(芸能記者) だが粗品は動画のなかで「稲田さん、すまん」と謝罪しつつも、「アカウント乗っ取られてても、エロDMは稲田本人が送ってるやろ!」と“持論”を展開。「稲ちゃんは今回、奇跡的な助かり方してるだけ」「まだグレー」と、なおも追及の手を緩めなかった。 「稲田さんを最初から疑っていた粗品に対し、ネットでは謝罪を求める声が巻き起こりました。ところが、それに対して粗品さんは『なんで俺が謝らなあかんねん!』と反発。『俺に謝れ言うてきたやつ、裸で右手にマイナンバーカード、左手に実印握りしめて土下座しに来〜い!』と、挑発的な発言を続けていました。 動画の最後で彼は『稲田さんが送ってないことぐらいわかってるよ』『プロレスしようと思ってんのに』と本音を漏らしていましたが、やはり完全な被害者である稲田さんを執拗にイジることは、反感を買うのでしょう」 Xでは、粗品の発言に対して擁護の声も一部にはあるが、疑問の声も多い。 《稲ちゃんいじめんな!》 《今回ばかりは許さない方がいいと思う》 《本当に無礼な奴》 芸能プロ関係者も苦言を呈する。 「粗品さんお得意の“炎上芸”というべきか、相手に食ってかかる手法です。8月には、木村拓哉さんが家系ラーメン店で店員と握手する動画が話題になった際、過去にあいさつを無視されたエピソードを持ち出して、『俺のあいさつは無視するのにぃ?』と再批判したことも話題になりました。一度、ターゲットを決めたら徹底的にイジるという方針なのでしょう。 しかし、木村さんは圧倒的に“格上”の存在であり、粗品さんが何を言ったところで影響は少ないからこそ、おもしろくなります。一方、稲田さんは事件の“被害者”です。先輩芸人とはいえ、イジることへ抵抗を感じる人も多かったのです」 まずは、同情することが先なのは当然だろう。