東京・港区のオフィスビルで、元勤務先の役員の男性を包丁で刺すなどし殺害しようとしたとして、警視庁はエチオピア国籍の男を現行犯逮捕しました。役員の男性は意識不明の重体です。 警視庁によりますと、逮捕されたエチオピア国籍のゲブレマリアム・メスフィン・ムラレット容疑者は12日午後5時半ごろ、港区赤坂にある会社のオフィスで役員の30代の男性を包丁で刺すなどした疑いが持たれています。 男性は意識不明の重体で、このほかに別の30代の男性も指にケガをしたということです。 調べに対しゲブレマリアム容疑者は容疑を認めていて、1年ほど前にこの会社を解雇になり、役員の男性から次の職場を紹介される予定が、紹介されなかったため犯行に及んだという趣旨の話をしているということです。