妻が大量の薬を飲む様子を目撃したにも関わらず助けずに放置したとして逮捕された72歳の男性について札幌地検は29日付で不起訴処分としました。 札幌市中央区の無職の72歳の男性は今年8月、当時52歳の妻が自宅で大量の薬を飲む様子を目撃したにも関わらず、助けずに放置した保護責任者遺棄の疑いで逮捕・送検されました。 男性が自ら「妻が病死している」と110番通報して事件が発覚し、妻は搬送先の病院で死亡が確認されました。 札幌地検は29日付で男性を不起訴処分としましたが、理由については明らかにしていません。