自民党候補への投票の見返りに現金を渡す約束をしたとして逮捕されたパチンコ店運営会社の社長らが、経営する別会社の従業員にも現金を渡す約束をしたとして、再逮捕されました。 警視庁によりますと、パチンコ店「デルパラ」と「モリナガ」の運営会社の社長・李昌範容疑者ら3人は今年7月、参院選に自民党から立候補した阿部恭久氏への投票を「モリナガ」の従業員107人に呼びかけ、見返りとして1人3000円から4000円を渡す約束をした疑いが持たれています。 警視庁は3人の認否を明らかにしていませんが、李容疑者らが全国の250人以上の従業員らに現金を渡す約束をしていたとみて、調べています。 李容疑者らは「デルパラ」の従業員らに現金を渡す約束をしたとして、すでに逮捕されていました。