トランプ大統領2度目の訪英 ロンドン市内では抗議のデモ

ロンドン、イギリス、9月18日 (AP) ― トランプ米大統領は9月17日、ロンドンの西に位置するウィンザー城でチャールズ国王の歓迎を受けたが、城の外では前例のない2度めの国賓訪問に反対する声が上がった。 さらに、ウィンザー城の32キロ東の首都ロンドンでは、数千人のトランプ訪英反対の市民が市内中心部をデモ行進した。 「人種差別に反対」「トランプにノー」などと書かれた横断幕を掲げて、約3000人の市民がリージェント・ストリートを国会に向かった。 6年前同大統領の1度目の訪英時に比べ、デモ隊の規模は小さかったが、歓迎式典はウィンザーで開かれ、スターマー首相との英米首脳会談も同首相の公式別邸「チェッカーズ」で行われるなど、2度目の訪英では徹底してロンドンが避けられた。 ウィンザー城にトランプ大統領とエプスティーン元被告の画像を投影し、大統領と不祥事を起こした金融業者との関係を想起させるような演出をした件で、警察は16日、4人を逮捕。ロンドン警視庁は、約50の反トランプグループが何らかの抗議すると予想し、1600人の警察官を市内各所に配備した。 (日本語翻訳・編集 アフロ)

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