【速報】被害総額5800万円相当 “SUV狙い”高級車窃盗グループの指示役らを逮捕・起訴 「CANインベーダー」で開錠か 11回にわたり窃盗繰り返す

11回にわたり自動車などを盗んだとして、男2人が逮捕・起訴されました。2人は主にSUVタイプの高級車を狙う窃盗グループの指示役とみられていて、このグループによる被害総額は5800万円相当にのぼるということです。 窃盗などの罪で逮捕・起訴されたのは、住居不定・無職の杉内拓真被告(24)と、大阪府寝屋川市の自営業・林田裕也被告(26)です。 警察によりますと、杉内容疑者らは他の者と共謀し、おととし5月から去年4月にかけて、大阪府と兵庫県で11回にわたって自動車などを盗んだ罪などに問われています。 2人は窃盗グループの指示役とみられていて、警察は他にも実行役など複数人を摘発。 被害総額は5800万円相当にのぼるということです。 犯行に利用されたのは、「CANインベーダー」でした。 CANインベーダーとは、機械を使って制御システムに侵入することで鍵を解除する盗難方法です。 車内に張り巡らされた制御システムの配線に外部から専用の機器をつなぎ、特殊な信号を送ることで、ドアの解錠や、エンジンの始動を不正に行います。 盗んだ自動車は1台150万円~200万円相当で、海外に輸出されたとみられているということです。 警察の調べに対し、杉内被告は黙秘しているということです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする