教員グループの“盗撮画像共有”事件 5人目の逮捕者は北海道の中学校教諭(41)「ネットで動画を見て、自分もしてみたいと…」

教員グループによる児童盗撮事件で、5人目の逮捕者。今度は北海道の中学校教諭です。 (下和田歩記者) 「5人目の容疑者が飛行機から出てきました。捜査員に連れられ、ゆっくりと階段を降りていきます」 きょう午後1時すぎ、愛知県の中部空港に移送された1人の男。北海道千歳市立北斗中学校の教諭・柘野啓輔容疑者41歳です。 (脇田亜彩香記者) 「教員による児童盗撮事件で、5人目の逮捕者の身柄が警察署に入ります」 社会を震撼させた教員グループによる児童盗撮事件。その5人目の逮捕者です。 ■“秘匿性高い”海外アプリで盗撮画像を称賛し合う… 警察によりますと、柘野容疑者は少女の性的な姿を動画で盗撮し、グループチャットで共有した疑いがもたれています。警察の取り調べに対し、「ネットで他人が撮影した動画をみて、自分も盗撮をしてみたいと思った」などと話し、容疑を認めているということです。 小中学校の教員10人近くが参加していたとみられるグループチャットでは「いいですね」「こんな機会があってうらやましいです」などのやりとりが。 秘匿性の高い海外のアプリを使い、教員同士で盗撮画像を称賛し合っていたといいます。 グループのメンバーで既に立件されているのは、グループの開設者で名古屋市の小学校教諭・森山勇二被告(42)、横浜市の小学校教諭・小瀬村史也被告(37)、名古屋市の小学校元教諭・水藤翔太被告(34)、神奈川県の中学校の臨時教員・石川勝也容疑者(28)の4人。 柘野容疑者の逮捕で一連の事件での逮捕者は5人目になりました。警察は、グループの全容解明に向け、残るメンバーの特定を進めています。

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