9月17日の夜に静岡県島田市のアパートで同僚を日本刀のような刃物で切り付けたとして、ベトナム人の36歳の男が18日に逮捕されました。 殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、島田市井口に住むベトナム国籍の建設作業員の男(36)です。 警察によりますと、男は9月17日午後9時半頃、島田市の社宅のアパートで、同じ職場で働く36歳の男を錆びた日本刀のような刃物で切り付けて殺害しようとした疑いが持たれています。 また、切り付けられたとみられるベトナム国籍で建設作業員の男(36)は、陶器の茶碗を相手に投げつけてけがをさせたとして、傷害の疑いで逮捕されました。 2人は同じ職場で働く同僚で、17日午後9時半頃、社宅のアパートで同僚など複数人でカードゲームをしていたところ、けんかになり事件に発展したということです。 殺人未遂の疑いで逮捕された男は「殺すつもりは無かった」と容疑を一部否認していて、傷害の疑いで逮捕された男は容疑を認めているということです。 2人の命に別状はないということです。警察は事件の詳しい経緯を調べています。