広島市の繁華街で、酒に酔い路上でうたた寝をしている人から現金やクレジットカードなどを盗んだとして29歳の会社員の男が逮捕されました。 窃盗(仮睡者ねらい)の疑いで逮捕された住居不定の会社員上田智之容疑者(29)は7月5日午前5時45分頃、広島市中区胡町の歩道で酒に酔って寝ていた男性のクレジットカードなどが入った手提げバッグを盗んだ疑いがもたれています。 また、同月13日の午前9時半ごろ、広島市中区新天地の公園で同様の手口で別の男性から現金4万6000円などが入った財布を盗んだ疑いがもたれています。 それぞれの被害者が届け出たことをうけ、警察は防犯カメラの「リレー捜査」で上田容疑者を特定したということです。 調べに対し、上田容疑者は「自分がやったことだと思う」と容疑を認めています。 警察は余罪などについても詳しく調べています。