Lucien Libert Mathias de Rozario [パリ 18日 ロイター] – フランスでは18日、バイル前内閣の財政緊縮計画の撤回と社会保障支出の拡大を求めて教職員、鉄道、医療関係者がストライキに入った。 パリでは地下鉄の多くの路線が朝夕のラッシュ時間を除いてほぼ終日運休になる予定。高速鉄道(TGV)はおおむね予定通りだが、国内の鉄道の運行には深刻な影響が出ている。 小学校教師の3人に1人がストに参加。一部学校では生徒が校門に集まり学校を封鎖した。 内務省関係者によると、80万人もの人がストライキに参加する見通し。 ルタイヨ内相は18日未明、首都圏の複数カ所の封鎖を警察が排除したと記者団に述べた。8000人ものトラブルメーカーが「無秩序の種」をまき、警察と衝突すると予想した。 警察と憲兵隊約8万人が配備され、機動隊、ドローン(無人機)、装甲車も出動する。警察は、さまざまな場所ですでに20人以上が逮捕されたと述べた。