8月上旬から9月3日までの間、北海道旭川市の建設会社の物置などから、工具やバッテリーなどを盗んだとして、29歳の男が逮捕されました。 窃盗の疑いで逮捕されたのは、旭川市豊岡3条5丁目のアルバイト従業員、高梨陽介容疑者29歳です。 高梨容疑者は、8月上旬から9月3日午前7時ごろまでの間、勤務していた旭川市内の建設会社の物置や車から、床材をはがす工具のフロアスクレーパーや、バッテリー、充電器、インパクトドライバーなど計8点(時価合計54万円相当)を盗んだ疑いがもたれています。 警察によりますと、9月2日、被害に遭った会社の関係者が旭川市内のリサイクルショップを訪れた際、見覚えのある工具が売られているのを発見し、社長に連絡しました。 連絡を受けた社長が、警察に「会社で使っている工具類がリサイクルショップに売られているのを発見しました」と通報。 警察が窃盗事件として捜査していたところ、事件後、会社を無断欠勤していた高梨容疑者を社長が19日発見し、警察に連れて行ったということです。 取り調べに対し、高梨容疑者は「お金に余裕がなくて生活に困っていたので、盗んだ工具を売ってお金に変えた」と話し、容疑を認めているということです。 警察は、余罪有無や当時の状況を調べています。