トランプ米大統領がカーク氏を称賛「偉大な愛国者、歴史に残る」 追悼集会に数万人集結

【ニューヨーク=本間英士】トランプ米大統領は21日、西部アリゾナ州グレンデールを訪問し、10日に射殺された保守系政治活動家、チャーリー・カーク氏(31)の追悼式典に出席した。式典にはバンス副大統領やルビオ国務長官、ヘグセス国防長官ら政権幹部も参加。トランプ氏は演説で「彼の名は米国の偉大な愛国者として歴史に残るだろう」とたたえた。 トランプ氏は昨年の大統領選勝利に言及し、カーク氏は「最も影響力のある人物の一人だった」と称賛。「暴力の大半は左派によるものだ」との主張を展開した上で、「政治的暴力をあおる急進左派のネットワークを司法省が捜査中だ」と述べた。 会場のスタジアムには数万人が集結。大統領警護隊(シークレットサービス)が動員されるなど厳戒態勢がとられた。20日には会場のスタジアムに武装した男が侵入し、逮捕されていた。 アリゾナ州を拠点にしていたカーク氏は今月10日、西部ユタ州の大学で講演中に射殺された。検察はタイラー・ロビンソン容疑者(22)を殺人などの容疑で訴追した。

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