旧統一教会トップの韓鶴子総裁が逮捕状審査に出席へ

韓国の旧統一教会トップ・韓鶴子総裁がきょう(22日)、逮捕状を発付するかどうかの審査手続きに出席するため裁判所に入りました。結論は今夜にも出る見通しです。 韓総裁をめぐっては、教団の元幹部を通じて国会議員に不正な政治資金を提供した政治資金法違反の疑いや、尹錫悦前大統領の妻・金建希被告にブランド品を贈り、教団に便宜を図るよう依頼した請託禁止法違反などの疑いが持たれています。 韓総裁は17日に、特別検察官のもとへ出頭して任意の取り調べに応じ、おおむね容疑を否認。特別検察官は韓総裁の逮捕状を請求していました。 韓総裁は午後1時前、車いすに乗り、関係者に押されながらソウル中央地裁に入りました。午後1時半から、逮捕状を発付するかどうかを審査する裁判所の手続きに出席する予定です。 手続きが終了すれば、韓総裁は拘置所に移動。逮捕状が発付されれば、そのまま逮捕され、収監されることになります。 審査結果は早ければ今夜中にも出る見通しです。 逮捕状の請求について、旧統一教会は「強力で非常に深い遺憾の意を表する。真の母親の高貴な生涯を無視し、83歳の高齢者に対する人道的配慮さえ欠如した仕打ちだ」と声明を出しています。

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