9月21日夜、宮崎県新富町の住宅で、30代の女性が知人の男に刃物のようなもので腹などを刺されました。 男は逃走していましたが、警察は22日昼前に男を逮捕しました。 警察によりますと、逮捕されたのは職業・住居不詳・竹下誠也容疑者34歳です。 竹下容疑者は21日午後11時40分頃、新富町新田の住宅で、30代の女性の腹部を2カ所、右の太ももを1カ所を刺した殺人未遂の容疑が持たれています。 この事件は、女性が帰宅したあとに知人と電話をしていたところ、電話中に悲鳴が聞こえ、電話が途切れたことから、電話をしていた知人が通報して発覚しました。 竹下容疑者は事件後逃走していましたが、22日午前11時20分ごろ、宮崎市の宿泊施設にいたところを、緊急逮捕されました。 女性は、「知り合いの男に刺された」と話していて、病院で治療中ですが、会話はできる状態だということです。 （近所の人は） 「12時頃に、サイレンが2台か3台、多分パトカーだったと思うんですけども、静かな夜だったのでけたたましい音が、家の前を通ってるなと感じがしたので、窓を開けてこうてこうやって見たら、あっちに行ってるなっていうのは分かりました」 警察によりますと、竹下容疑者は「太もも付近を切りつけたことは間違いないが、腹は刺しておらず殺すつもりはなかった」と容疑を一部否認しています。