むかわ町遺体遺棄 遺体男性の死因は「出血性ショック」大上容疑者のベンツに乗せられたあと何があったのか

札幌に住む男性の遺体が土の中から見つかった事件。 逮捕された苫小牧市の会社員、梅津悠希容疑者(36)は先月3日、西村隆行さん(55)の遺体をむかわ町の空き地に埋めて遺棄した疑いが持たれています。 捜査関係者への取材で、梅津容疑者の新たな供述が明らかになりました。 梅津容疑者) 「頼まれて重機で穴を掘った」。 梅津容疑者は西村さんについて「全く知らない人」と話していることから、面識がなかったとみられています。 この事件をめぐっては札幌市白石区の会社役員、大上文彦容疑者(49)が白石区の路上で先月2日に西村さんを刃物で切りつけた疑いで逮捕されています。 これはHTBが入手した大上容疑者の白いベンツ。大上容疑者が逮捕された日に大上容疑者の自宅前で撮影されたものです。大上容疑者はけがをさせた西村さんをこの車に乗せたとみられ、西村さんはその後行方不明となりました。 行方不明となってから数日後、大上容疑者は西村さんの婚約者だという女性に対し、電話でこのように話しています。 大上容疑者とみられる男) 「喧嘩になったからね。そのまんますぐ病院行こうと思って、すぐ車発進させた。最初痛くて大げさに言ってたんだと思うんですけど、後で冷静になって…」。 婚約者という女性) 「本人(西村さん)との連絡は取れないってことですね?」。 大上容疑者とみられる男) 「取れないです。携帯電話は自分で捨てさせました。なんともない状態で一応船に乗せています」。 出血性ショックで亡くなった西村さん。大上容疑者のベンツに乗せられたあと、西村さんに何があったのか。警察は西村さんが死亡した経緯のほか、西村さんの遺体の遺棄に梅津容疑者のほかにも何者かが関わったとみて調べています。

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