2025年5月の未明に2台の原付バイクで危険な走行をしたとして、17歳の少年2人が逮捕されました。駆けつけたパトカーの目の前で繰り広げられた犯行の様子がカメラに収められていました。 画面右側から交差点に進入してきた1台の原付バイク。複数回、花火のようなものを発射して交差点を旋回し、もう1台の原付バイクと合流し走り去っていきました。 <清水警察署 鈴木秀文地域交通官> 「警察官が臨場した際にはこういった走行がありまして、これはパトカーのドライブレコーダーに映された映像になります」 一般車両がすぐそばを通る中、駆けつけたパトカーの目の前で行われたという大胆で危険な走行。 <社会部 寺坂元貴記者> 「事件が起きた場所なんですが、バイパスの下にあるとても大きい交差点です。この交差点ですが清水警察署の目と鼻の先にあるんです」 警察を挑発しているようにも受け取れる危険な走行をしたとして、少年2人が逮捕されました。道路交通法違反の疑いで9月24日朝に逮捕されたのは、静岡市に住む17歳のアルバイト店員の少年と藤枝市に住む17歳の少年です。 警察によりますと、2人は2025年5月11日の午前2時ごろ、静岡市清水区の交差点で一般車両に対し著しい迷惑を及ぼす運転をした疑いがもたれています。 <寺坂記者> 「犯行時2人は般若のようなお面で顔を覆っていたということです。そしてこちらのバイクなんですが、アルミホイルのようなもので全体を覆って分からないようにしていたということです」 警察はドライブレコーダーの映像からバイクの車種や犯人の体格などを特定、聞き込み捜査を重ねた結果、少年2人を割り出し9月24日の逮捕に至りました。 <鈴木地域交通官> 「こういった挑発的な行為には厳しい姿勢で警察は検挙していきたい」 住民を悩ませる暴走行為の根絶に向けて、警察は取り締まりを強化していく方針です。