麻薬取締法違反罪で起訴された俳優清水尋也被告(26)が24日、保釈された。午後7時すぎに勾留されていた警視庁東京湾岸署を出た。 警察署を出た被告は、約10秒深々と頭を下げた。 黒スーツで謝罪する被告は、痩せた印象。顔が青白く、頬がこけたように見えた。 「このたびは申し訳ございませんでした。今回、私の行為によって多くの方々に御心配、ご迷惑をおかけしてしまったこと、深くおわび申し上げます。私の俳優としての未来に期待してくださっていた、関係者のみなさま、ファンのみなさまを裏切る結果となってしまったことを、反省しております。このたびは申し訳ございませんでした」と謝罪した。 その後、車に乗り同署から立ち去った。 東京地検は22日に大麻を所持したとして麻薬取締法違反の罪で起訴。地検によると、3日、東京都杉並区の自宅で大麻0・392グラムを所持したとしている。警視庁は、7月ごろと9月3日に、それぞれ大麻を含む植物片を所持したとして2回逮捕していた。地検は7月ごろの所持容疑を不起訴処分としている。 清水被告は映画「東京リベンジャーズ」やTBS系ドラマ「19番目のカルテ」などに出演していた。NHK連続テレビ小説「ばけばけ」も出演予定だったが、降板している。