清水尋也被告が保釈 所属事務所が謝罪と怒り「断じて許されるものではなく極めて重大な過ち」

大麻を含む植物片を所持したとして、今月3日に警視庁薬物銃器対策課に麻薬取締法違反の疑いで逮捕され、22日に起訴された俳優の清水尋也被告(26)が24日、保釈金200万円を納付し、勾留先の東京湾岸署から保釈された。起訴を受け、清水被告の弁護側が22日に、東京地裁に保釈請求を行っていた。 清水被告は湾岸署前に黒いスーツ姿で現れると「このたびは申し訳ございませんでした」と深々と6秒間にわたって頭を下げた。その後「今回、私の行為によって多くの方々にご心配、そしてご迷惑をおかけしてしまったこと、深くお詫び申し上げます。私の俳優としての未来に期待してくださっていた関係者の皆様、ファンの皆様を裏切る結果となってしまったこと、心から反省しております。このたびは本当に申し訳ございませんでした」と再度、15秒間にわたって頭を下げた。 保釈を受けて所属事務所は公式サイトでコメントを発表。「このたび、弊社所属の清水尋也が違法薬物の件で起訴され、保釈されましたことをご報告いたします。改めまして、社会の皆様、関係各所の皆様、そして日頃より応援してくださっているファンの皆様に、多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことを、心より深くお詫び申し上げます」と謝罪した。 続けて「法律違反は断じて許されるものではなく、本人の行為は極めて重大な過ちであると認識しております。今回明らかとなった一連の行動を、弊社としましても極めて重く受け止めております。また、長年築いてきた信頼を損なう重大な事態であり、極めて遺憾に存じます」と断じた。 そして「今後、司法の判断を尊重するとともに、本人に対して厳正に向き合い、自らの過ちを深く自覚し、更生の道を歩むことを求めてまいります」と更生を求めた。 地検によると、3日、東京都杉並区の自宅で大麻0・392グラムを所持したとしている。警視庁は、7月ごろと9月3日に、それぞれ大麻を含む植物片を所持したとして2回逮捕していた。地検は7月ごろの所持容疑を不起訴処分とした。理由は明らかにしていない。

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