大阪市福島区で約3000万円相当の腕時計が奪われた事件で、買い取り業者への売却を仲介した疑いで逮捕された男性について、検察は「不起訴処分」としました。 今年7月、大阪市福島区の路上で時計販売業者の男性らが催涙スプレーを吹きかけられて重軽傷を負い、約3000万円相当の腕時計1本が奪われました。この強奪行為の実行役として、20代の男2人が強盗傷人の罪で逮捕・起訴されています。 奪われた時計は買い取り業者に売却されたとみられ、売却を仲介した疑いで別の男性(24)も逮捕されていましたが、処分保留で釈放されていました。 この男性について検察は、9月19日付けで不起訴にしたということです。理由について検察は「捜査の結果、証拠関係に照らし不起訴処分とした」としています。