路上で連れ去った男性(23)を殺害したとして、兵庫県警は24日、大阪府能勢町、暴力団組員三谷晃平容疑者(27)ら男4人を殺人容疑で逮捕した。男性の遺体は見つかっていないが、県警は容疑者の取り調べや携帯電話の解析結果などから、殺害されたと判断したとしている。 他に逮捕されたのは、いずれも無職の同府和泉市、畠山琢磨(33)、堺市中区、江口雄星(26)、同県尼崎市の男(19)の3容疑者。発表では、4人は6月11日夜~12日未明、尼崎市の路上や能勢町の家屋で同市の男性の顔を殴るなどした上、刃物で左太ももを刺して殺害した疑い。県警は親族に危害が及ぶ恐れがあるとして男性の名前を公表しておらず、4人の認否も明らかにしていない。4人のうち1人は男性と面識があったといい、県警は何らかのトラブルがあったとみている。