「近所の工事をしていたら不備を見つけた」屋根瓦修理など違法なリフォーム契約結ばせ1700万円荒稼ぎか 千葉県の20代男2人を逮捕

県内の一般住宅を訪ねて屋根瓦などの修理をもちかけ、偽名を使った契約書類を交付したとして、千葉県に住む男2人が逮捕されました。 特定商取引に関する法律違反の疑いで逮捕されたのは、千葉県成田市囲護台2丁目の無職秋元真容疑者(26)と、千葉市中央区神明町の飲食店従業員小笹倫基容疑者(25)です。 警察によりますと2人は、2023年11月から2024年2月までの間に、「近所の工事をしていたら不備を見つけたので訪問した」などと言って、一般住宅に住む住民に屋根瓦などの補修工事の契約を結ばせ、その際、契約担当者の欄に偽名を書いて書類を交付した疑いが持たれています。 福井市民から「怪しい業者が来る」と相談があり、捜査したところ2人の犯行とわかったもので、警察では捜査に支障があるとして認否を明らかにしていません。 秋元容疑者らは、2023年9月から2024年4月まで、福井市内で「株式会社暮ラシ未来」というリフォーム事務所に所属していて、県内外での被害は20件以上あり、不正な売り上げは1700万円以上に上るということです。 事務所には10人以上社員がいるとみられ、警察では2人の余罪を厳しく追及する一方、匿名・流動型犯罪グループいわゆるトクリュウの可能性もあるとみて、事件の全容解明を進めています。

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