【桑名】フリーマーケットアプリのアカウントを売買したとして、三重県警桑名署は25日までに、犯罪収益移転防止法違反の疑いで、東京都江戸川区東葛西八丁目、建設業曾我好喜容疑者(24)と川崎市高津区、運送業の男(23)を逮捕した。 逮捕容疑は令和5年8―9月ごろ、曾我容疑者が男に「アカウントを売ればお金がもらえる」などと言い、男が同年10月、知人女性が開設したフリマアプリのアカウントを現金5万円で買い取った疑い。 同署によると、桑名市内の会社から「フリマアプリで偽物の骨盤ベルトが売られている」と相談があり、同署が商標法違反容疑で捜査。今年4月に男を逮捕し、その後に曾我容疑者の関与も浮上した。曾我容疑者は容疑を否認し、男は容疑を認めている。 同署は男にアカウントを売ったとして、犯罪収益移転防止法違反容疑で知人女性ら2人も4月30日付で書類送検した。偽物の商品を売る犯罪グループが関与している可能性があるとみて、実態を調べている。