5月上旬、暴力団員をけんかの助太刀に呼んで、社交飲食店の経営者に暴行を加えた疑いで、風俗店経営者と指定暴力団六代目山口組系組員2人が9月24日に逮捕されました。 傷害と静岡県暴力団排除条例違反の疑いで逮捕されたのは、指定暴力団六代目山口組系組員で東京都港区に住む男(45)と横浜市港北区に住む男(34)、風俗店を経営する静岡市葵区に住む男(31)の3人です。 警察によりますと3人は共謀して、5月上旬、静岡市葵区の飲食店で社交飲食店経営者(40代)の顔面などを複数回殴り軽傷を負わせた疑いが持たれています。 被害者と逮捕された風俗店経営の男との間でトラブルがあり、けんかに発展しました。風俗店経営者が知人である2人の暴力団組員に助太刀を求め、今回の事件に繋がりました。 今回、風俗店経営者の男が用心棒役を求め、暴力団組員2人が応じたことが静岡県の暴力団排除条例に抵触するということです。 これまでの取り調べに対し、傷害の容疑について暴力団組員の2人は「殴ったことは間違いない」などと容疑を認め、風俗店経営の男は黙秘しているということです。