アメリカのトランプ大統領が国連総会で起きたトラブルについて「国連による三重の妨害工作だ」と訴えました。エスカレーターの停止、プロンプターの故障、会場の音声トラブルが重なりました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「トランプ氏と国連総会のトラブル」を解説します。 Q トランプ大統領の「三重の妨害工作」って聞いたよ。何があったの? A トランプ氏は、国連総会の演説に際しエスカレーターが止まったり、原稿を映すプロンプターが壊れたり、会場の音声が流れなかったりしたと主張しました。 Q トランプ氏はなんと言っているのかな。 A 自身のソーシャルメディアへの投稿で、エスカレーターの停止について「手すりをしっかり握っていた。さもなければ、大惨事だった」「実行犯は逮捕されるべきだ」と記しました。 Q エスカレーターはどうして止まったの? A 国連の報道官によると、トランプ氏のカメラマンがエスカレーターを逆向きに上ったことで安全装置が作動し、止まった可能性があるそうです。 Q プロンプターの操作は誰がしていたの? A 国連関係者によると、プロンプターの操作はホワイトハウスが行っていたと証言しています。 Q トランプ氏は他にも何か言っていたの? A 23日の演説でトランプ氏は「国連から得たのは悪いプロンプターとエスカレーターだ」と皮肉を言っていました。