香川大学は、職員2人の懲戒処分を発表しました。 きょう(26日)付けで懲戒解雇の処分を受けたのは、教育学部附属小学校の20代の男性教諭です。男性教諭は女性の家に正当な理由がないのに侵入した住居侵入容疑や性的姿態等撮影容疑で逮捕・起訴されるなどして現在裁判が行われていますが、大学では本人の証言で事実と認められたため懲戒解雇処分にしたとしています。 また、同じくきょう(26日)付けで戒告の処分を受けたのは、医学部の60代男性教授です。男性教授は部下の医師に対し、勤務条件についての不適当な発言や勤務確認を怠るなどの不適切な行為を行ったため、この部下の医師が勤務実態に見合わない給与を不当に受給していた不祥事を招いたということです。 香川大学の上田夏生学長は、「一連の事態を厳粛に受け止め、今後このようなことが起こることのないよう、改めて教職員に綱紀粛正の徹底及びコンプライアンスの意識啓発を図るなど、再発防止に努めてまいります」などとコメントしています。