9月26日未明、横浜市中区にある交番に火をつけたとして、男が逮捕されました。 一方、同じ日の未明から朝にかけて、半径800メートル圏内でごみ集積場のごみが燃えるなどの不審火が4件確認されていて、県警が関連を捜査しています。 現住建造物等放火未遂の疑いで逮捕された、住居不定・無職の男(75)は、午前4時45分頃、横浜市中区の寿町交番の出入口ドアに火をつけ焼損させようとした疑いが持たれています。 男は、持っていた段ボールをドアに立てかけてライターで火をつけたとみられています。 調べに対して男は、「俺がやった」と容疑を認めています。 一方で、交番のほかにも26日未明から朝にかけて、現場周辺では不審火が相次ぎました。 記者 「放火があった交番からおよそ100メートル離れたこちらのごみ集積場では、地面に黒い燃えカスが広がっていて、火の強さが伺えます」 捜査関係者によりますと、26日午前2時頃から午前6時半頃までに、中区松影町のごみ集積場でごみが燃えたほか、南区永楽町のマンションの解体現場で廃材が燃えるなど、半径800メートル圏内で不審火が4件、相次いで確認されています。 いずれもケガ人は確認されていません。 県警は他の4件の不審火について、男との関連を捜査しています。