青森県教委は29日、18歳未満に対するわいせつ行為や飲酒運転をしたとして、教職員3人をいずれも懲戒免職処分とし、発表した。 県内の男性中学教諭(26)は7月、以前の勤務校の生徒だった中学生が18歳未満と知りながら、青森市内のホテルでわいせつ行為を行った。7月24日に不同意性交容疑で県警に逮捕され、その後に起訴された。 五所川原市立金木小学校の鈴木信也教頭(53)は、7月19日早朝、つがる市内の県道で酒気帯び状態で車を運転した。前夜に同小学校の一学期の打ち上げ会があり、校長ら15人と一次会、同7人と二次会をした。運転代行業者に連絡したが、時間がかかると言われたことから車中で仮眠。朝4時半ごろに目が覚めて車を運転し、取り締まり中の警察官に呼び止められ酒気帯び運転が発覚した。 県立学校の19歳女性職員は7月15日朝、青森市内の市道で酒気帯び状態で車を運転した。前日の午後11時半ごろからこの日の朝4時ごろまで友人と酒を飲んでいたといい、取り締まりをしていた警察官に呼び止められた。 県教委は29日付で県立学校及び市町村教育委員会に対し、服務規律の確保の徹底について通知を出したほか、近く県立学校長及び市町村教育委員会教育長に対し、直接、注意喚起をする、としている。(鵜沼照都)