大阪市東成区の高齢者施設で、入所者の男性を熱湯の浴槽につけ死亡させた疑いで、介護福祉士の男が逮捕されました。 傷害致死の疑いで逮捕されたのは、介護福祉士の三宅悠太容疑者(38)です。 三宅容疑者はことし6月、大阪市東成区の高齢者施設で入浴介助中に70代の男性を熱湯が入った浴槽につけ全身にやけどを負わせ、死亡させた疑いがもたれています。 警察によると、男性は数分間にわたり50度を超えた熱湯に入れられていたとみられ、司法解剖の結果全身のおよそ77%にやけどを負っていたということです。 三宅容疑者は単発のアルバイトとして一人で入浴介助を行っていて、調べに対し「けがを負わせてやろうといった気持ちはありませんでした」と容疑を否認しています。 施設は取材に対し「亡くなられた方やご家族に対し、申し訳ない気持ちです。二度と同じことが起こらないよう再発防止に努める」としています。 (関西テレビ「newsランナー」2025年9月30日放送)