不良少年グループ「川口ドラゴン」22人摘発…無免許の少年も “地回り”指示し暴走行為させた疑いで暴力団組員の男(34)逮捕 東京・足立区

東京・池袋署で目撃されたのは、眉間に深いしわを寄せたまま歩く男。 自身の支配下である不良少年グループ「川口ドラゴン」に指示し、暴走行為をさせた疑いで逮捕された暴力団組員、海老塚龍巳容疑者(34)です。 実際の暴走行為の様子を捉えた映像を見ると、川口ドラゴンの24人がバイク15台で暴走し、警察車両をあおるように手を上げて走る様子も確認できます。 この日、暴走行為をしていたのは東京・足立区。 少年らがこの場所を走っていたのには訳がありました。 川口ドラゴンの後ろ盾となっていた海老塚容疑者が指示していたのです。 その指示は「地回り」。 敵対する暴走族が走っていないか見回り、他の不良少年がいれば因縁をつけるというものでした。 少年らは「どこどこの支部はどこを走れと具体的に指示され、『お前らはなめられてるんだから気合入れろよ』と言われた」「信号無視して警察に追われ、逃げるのが楽しかった」などと話しています。 警視庁は今回、川口ドラゴンのメンバー24人中22人を摘発。 中には、無免許で暴走行為をした少年もいました。 少年らは容疑を認めていますが、海老塚容疑者は黙秘しているということです。

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