30日、電磁的公正証書原本不実記録・同供用の容疑で埼玉県久喜市に住むパキスタン国籍の男(25)が逮捕されました。 警察によりますと男は去年8月、新潟市北区内に転入した事実がないのに、同所に転入した旨の住民異動届を新潟市中央区役所に提出して虚偽の申し立てを行い、住民基本台帳の原本である電磁的記録に事実でない記録をさせ、これを同台帳の原本として備え付けさせた疑いがもたれています。 男が申し立てをした住所にある建物の管理者から「郵便受けに知らない人の郵便物が届いて困っています」という旨の相談があり事件が発覚。 捜査の末、埼玉県の自宅にいた男の逮捕に至ったということです。 調べに対し男は「運転免許を取得するために実際には住んでいないところに住所の設定をした」と供述し、容疑を認めています。 警察は男が関連している事案が他にもないかなど、調べを進めています。