【事件】法人税などの滞納処分執行を免れるため財産を隠した疑い 広島地検特別刑事部、東広島の男を逮捕

法人税などの滞納処分の執行を免れるため会社の財産計約4470万円を隠したとして、広島地検特別刑事部は30日、広島県東広島市の会社員の男(43)を国税徴収法違反(滞納処分免脱)の疑いで逮捕した。 逮捕容疑は、呉市の解体工事の設計・施工会社の代表取締役だった2022年12月27日から30日までの間、法人税などの滞納処分を免れる目的で、同社名義の口座から現金計3511万5千円を引き出した疑い。 さらに広島市西区の解体工事会社の実質的経営者と共謀。容疑者が31日に呉市の会社を解散させ、翌23年1月4日に新会社を設立した上で、西区の会社が本来は解散した会社に支払うべき958万円について、25日に新会社名義の口座に振り込み入金させて財産を隠した疑い。 地検は認否や逮捕に至った経緯を明らかにしていない。

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