「ノルドストリーム」爆破、ウクライナ人の男逮捕 ポーランド

【AFP=時事】ポーランド検察は9月30日、2022年にロシア産天然ガスをドイツに送る海底パイプライン「ノルドストリーム」が爆破された事件に関与した疑いで、ドイツの逮捕状が出ているウクライナ人の男を逮捕したと発表した。 ロシアがウクライナへの本格侵攻を開始から7か月後の2022年9月、バルト海の海底で連続爆破事件が発生し、ノルドストリーム4本のうち3本が損傷した。 西側諸国の一部では、ロシアのしわざと非難する声が上がったが、ドイツの捜査当局は、容疑者として男5人と女1人から成るウクライナ人グループを特定したと述べている。 ワルシャワ検察庁のピオトル・スキバ検事は記者団に対し、「本日午前、ウクライナ国籍のヴォロディミル・Zをプルシュクフで逮捕した」と発表。 「欧州逮捕状に基づきドイツ当局に指名手配されており、違憲の破壊工作、財産の破壊、そしてノルドストリーム2パイプラインのインフラ破壊の容疑がかけられている」「ドイツの法律では、これら行為は15年以下の拘禁刑に科される」と続けた。 スキバ氏によると、ドイツが身柄引き渡し手続きを進める間、ポーランド検察は1日、裁判所に対し、7日間の勾留を請求する予定だ。【翻訳編集】 AFPBB News

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