2025年8月から9月にかけて、北海道士別市の共同住宅で、計12本のタイヤを盗んだとして、男女3人が再逮捕されました。 建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは、札幌市白石区の無職の松田諒兼容疑者(30)、住所不定の無職の土屋風也容疑者(24)、札幌市西区の無職の石井まほ容疑者(24)の3人です。 3人は共謀し、8月24日から9月4日にかけて、士別市内の共同住宅の敷地内に2回にわたって侵入し、計12本のタイヤ(時価7万2000円相当)を盗んだ疑いが持たれています。 警察によりますと、3人は盗んだタイヤをタイヤ買取業者に売却したと話しているということですが、売却先については、まだ確認が取れていません。 警察の調べに対し、松田容疑者(30)は「お金が欲しくて盗みました」と容疑を認め、土屋容疑者(24)も「自分がやったことです」と話していますが、石井容疑者(24)は「わかりません」と供述しているということです。 警察によりますと、3人は知人同士で、9月中旬、同じような手口でタイヤを盗んだ疑いですでに逮捕されていて、余罪を捜査するなかで、今回の犯行も発覚したということです。 警察は、3人の役割分担などを含め、事件の経緯を詳しく調べています。