わいせつな行為をライブ配信するため、スタジオとして使っていたマンションを居住目的と偽って借りた疑いで、配信事業会社の社長が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、北川雄基容疑者(28)です。 捜査関係者によりますと、北川容疑者は、女性のわいせつな行為をライブ配信するためのスタジオとして使っていた神奈川県相模原市のマンションを居住目的とうその説明をして借りた疑いが持たれています。 スタジオとして使われていたマンションの一室には、衣装や撮影機材などが用意されていて、自宅で配信ができない女性らに予約制で開放されていました。 わいせつな行為を撮影するという使用目的を隠してマンションの部屋を借りた事例の摘発は全国で初めてだということです。 北川容疑者が、スタジオとして使っていたマンションは北海道や埼玉などあわせて4カ所あり、警視庁は余罪を捜査しています。 北川容疑者は9月、海外のライブ配信サイトを使ってわいせつな行為を配信した罪で逮捕・起訴されていて、運営する事務所の配信者の女性が得た報酬の一部を受け取る形で約1億8000万円を荒稼ぎしていました。