中国四国厚生局麻薬取締部は2日までに、福岡県筑紫野市の会社員の男(22)を麻薬取締法違反(営利目的譲り渡し)の疑いで逮捕、送検した。 逮捕、送検容疑は、8月2~3日、筑紫野市内から乾燥大麻約300グラム(末端価格約150万円)を代金26万5千円で広島県廿日市市のアルバイト男(23)=同法違反(営利目的所持)罪で起訴=にレターパックで郵送し、譲り渡した疑い。容疑をおおむね認めているという。 麻薬取締部によると、8月上旬に大麻を営利目的で所持したとしてこの男を逮捕し、自宅から大麻約95グラムを押収。入手先を捜査する中で知人の筑紫野市の男が浮上した。男が譲り渡した大麻の一部は、既に広島県内で複数人に密売されたとみられるという。