上田綺世の幻ゴールにファンペルシ監督が激怒 試合後にはファン衝突で5人逮捕

欧州リーグ(EL)1次リーグ第2節(2日=日本時間3日)、日本代表FW上田綺世と同DF渡辺剛の所属するフェイエノールト(オランダ)はホームでアストンビラ(イングランド)に0―2で敗戦した。 今季開幕からリーグ7試合で6得点と好調な上田は前半26分、右からのクロスにボレーシュートを放つもGK正面。27分にはヘディングで合わせるも、シュートは枠外。続く32分には再びヘディングシュートを放ち、ボールがゴールラインを割ってからGKにはじき出されたが、個のシュートの直前に渡辺のファウルがあったとして幻のゴールとなった。 オランダメディア「BD」は、この判定について「ロビン・ファンペルシ監督はゴール無効に激怒した。フェイエノールトは上田綺世のゴールで先制したかに見えたが、主審は渡辺剛のプッシュを見ており、ゴールを認めなかった」と報道。 試合後には指揮官も「ゴールが不当に取り消され、それが試合に影響を与えた。審判にもう一度確認したら申し訳ないと言ってくれた」という。 上田は後半も何度か決定機を迎えたが、最後まで得点を奪えずにEL2連敗となった。試合後にはフェイエノールトファンが路上でアストンビラのサポーターに向けてグラスを投げつけるなどして衝突。5人が逮捕される事態に発展するなど、スッキリしない試合だった。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする