コロンビアでミスコン優勝→中国で麻薬密売の転落人生 一度は死刑判決を受けた元女子サッカー選手の獄中生活が明らかに

元コロンビアのサッカー選手で、2015年に麻薬密売の容疑で中国で逮捕されたジュリアナ・ロペス。彼女が2021年に母親に向けて書いた手紙がコロンビアメディア『La Red』にて公開された。 コロンビア・ディーヴァス・フットボールクラブに所属し、コロンビアのミスコンテストで優勝した経歴も持つロペス。彼女はミス・ワールドコンテストへの出場も計画していたという。しかし2015年、コンピュータに610グラムのコカインを隠し持っていたことで、中国の白雲国際空港で恋人とともに逮捕された。 『南方日報』によると、これにより一度は死刑判決を受けたが、司法手続き中に良好な態度と反省の気持ちが見られたことから、最終的に懲役15年が言い渡されている。公開された手紙には、母親への想いと獄中生活の大変さが綴られている。 「最愛のお母さん。なによりもあなたがいなくて寂しいです。ここの人たちは、私を愛してくれる人たちがたくさんいると言ってくれます」 「よくも悪くも、まだたくさんの人たちが私たちを見ていますが、私はそれを神の恵みだと思っています。ここの状況はますますストレスフルになっています」 投獄されて最初の6年間は勉強と仕事に集中していたという。刑務所内では扇風機や乾燥機のモーターの製造にも携わったようで「仕事のプレッシャーがかなりあります。今は毎月試験があるので、勉強にもプレッシャーを感じています」と語られている。 彼女の華やかなInstagramは2015年から更新されていない。ミスコンで優勝するほどの美貌を持ち、逮捕時21歳とサッカー選手としてもこれからだったはずのロペス。過ちを反省し第2の人生を歩むことはできるだろうか。『MARCA』は、予定よりも4年早い来年に釈放される可能性があると報じている。

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