“一緒にいてあげれなくてごめん”出産した我が子3人を押し入れに隠した女性…困窮の中、赤ちゃんポスト遠く

生まれたばかりの我が子を遺棄する事件が後を絶たない。 受刑者となったある女性は、誰にも相談できずに密かに妊娠と出産を繰り返した。保険証がなく病院に行けなかった彼女は、独りで産んだ子の亡きがらを次々と押し入れに並べていった。 「私が生きている一生、子どもたちに謝り続けることしかできません」 一度は熊本の「赤ちゃんポスト」の利用を考えたが、生活に困窮して預けに行くことはできなかった。 事件が起きるたびに責任を問われるのは女性ばかり。何が彼女たちを追い詰め、どうすれば事件を防げるのか──。(弁護士ドットコムニュース・一宮俊介)

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