北海道警札幌西署は4日、母親を包丁で切りつけたとしたとして、札幌市の女子高校生(15)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。母親は頭などを切られ重傷を負ったが、命に別条はないという。 逮捕容疑は同日午後2時半ごろ、札幌市西区の母親宅で、母親の頭や背中、首などを包丁で複数回切りつけ、殺害しようとしたとしている。「包丁でお母さんを殺そうとした」と容疑を認めているという。 同署によると、現場に居合わせた女子高校生の祖母が「孫が包丁を持って暴れている」と消防に通報し、駆けつけた警察官が取り押さえた。女子高校生は母親と別居していたといい、署が経緯を調べている。【森原彩子】