元NFL選手を暴行事件で訴追、自身も脇腹刺される

【AFP=時事】米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)でQBとして活躍したマーク・サンチェス氏(38)が、米インディアナ州インディアナポリスで発生した事件に関連して、傷害を伴う暴行など3件の罪で訴追されたことが、5日に明らかになった。 サンチェス氏は現在米放送局FOXスポーツで解説者を務めており、インディアナポリス・コルツの試合の取材に向けて現地入りしていた。 マリオン郡検察局によると事件は4日未明に発生し、サンチェス氏は公共の場での酩酊(めいてい)と車両への不法侵入でも訴追されている。 起訴状によると、サンチェス氏はホテルの荷受場に停車していたトラックの運転手に接触。運転手は、身の危険を感じてサンチェス氏の顔に催涙スプレーを噴射し、それでも接近してきたためナイフで刺したと捜査官に証言した。 サンチェス氏は右脇腹に複数の刺し傷を負い、病院で逮捕された。 起訴状によると、現場には目撃者がおり、防犯カメラ映像にはサンチェス氏が運転手を地面に投げ倒す様子が映っているとされる。 検察官は「38歳の元プロアスリートと69歳の男性との口論が暴力に発展し、誰かが重傷を負うような事態になるべきではなかった」と述べている。 サンチェス氏は8年間のキャリアでニューヨーク・ジェッツやフィラデルフィア・イーグルス、ダラス・カウボーイズ、ワシントン・レッドスキンズ(現ワシントン・コマンダーズ)などでプレーした。【翻訳編集】 AFPBB News

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