札幌市南区の住宅で7月、59歳の姪の顔面を殴って骨折させるなど、全治3か月の重傷を負わせたとして、70歳の無職の男が逮捕されました。 傷害の疑いで逮捕されたのは、札幌市南区川沿に住む70歳の無職の男です。 男は、7月19日午後1時ごろ、近くに住む59歳の姪の自宅で、姪の顔面を殴ったり腹を踏みつけたりしてけがをさせた疑いがもたれています。 警察によりますと、男は倒れた姪に馬乗りになり、さらに顔面を殴るなどの暴行を加えたということです。 姪は目の周りを骨折したほか、内臓を損傷し、全治3か月の重傷です。 事件後、被害関係者が「叔父から暴力を受けたようだ。警察に相談したい」と通報。 その後、通報者が被害を受けた女性とともに札幌・南警察署に来署し、事件が発覚しました。 警察は、7日、容疑が固まったとして、男を傷害の疑いで逮捕しました。 調べに対し、男は「殴ったことは覚えているが、踏みつけたことは覚えていない」と容疑を一部否認しているということです。 警察は、動機など当時の詳しい状況を調べています。