「プライバシーの観点から…」JFA緊急会見、判決内容や本人認否明かされず…児童ポルノ所持で要職逮捕

日本サッカー協会(JFA)は7日、都内で緊急会見を行い、影山雅永・技術委員長(58)の契約解除を発表した。 同氏は2日、チリで行われているU―20W杯視察に向かう際のパリ行きの機内で児童ポルノ閲覧の疑いで当局に拘束され、その後有罪判決を受けたという。 * * * 協会は緊急会見を行ったものの、罪状や本人の認否などについては「プライバシーの観点」として、詳細を明らかにしなかった。 会見に臨んだ協会の湯川専務理事は、事案を受けてフランスにいる影山氏と対話を行った事実は明かしたものの、本人の認否については「繰り返しになりますけれど、プライバシーの観点から私からの説明は差し控えさせていただきます」と語った。判決の内容や本人の認否についても回答を控えた。 事実上の現場トップの有罪判決という前代未聞の事態に、湯川氏は「サッカー界として許容できるものはございません。これを契機にしっかりとガバナンス、コンプライアンスのところを立て直し、体制を改めて見直すとともに、徹底的に強化、改善をしていかなければいけない」と語った。

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