今年1月、札幌市白石区の工事現場から工具を盗んだとして、29歳と35歳の男2人が逮捕されました。 窃盗の疑いで逮捕されたのは、札幌市北区に住む無職の男(29)と、札幌市東区に住む無職の男(35)です。 2人は、1月11日午後5時ごろから1月12日の午後0時半すぎまでの間に、札幌市白石区東札幌1条1丁目の新築マンションの工事現場から、基準線を引くときなどに使うレーザー墨出し器や、ドライバーセットなど3点(時価合計4万5000円相当)を盗んだ疑いが持たれています。 被害に遭った工具の所有者の男性(41)から「工事現場に置いていた工具が盗まれた」と通報があり事件が発覚。 窃盗事件として捜査していた警察は、盗まれた工具3点が札幌市内のリサイクルショップに売却されていたことを突き止め、店の記録などから6月、29歳の男の逮捕に至りました。 その後、防犯カメラの解析や、男(29)の供述などから、35歳の男についても容疑が固まったとして10月9日に逮捕しました。 取り調べに対し、2人はそれぞれ「間違いないです」と容疑を認めているということです。 警察によりますと、2人は以前働いていた職場の同僚で、29歳の男についてはすでに釈放されています。 警察は、事件当時の状況や余罪の有無を調べています。