帯広VS釧路の30人規模大乱闘…釧路の17歳少年2人を再逮捕 トクリュウが関与か 北海道

北海道・釧路警察署は2025年10月11日、傷害の疑いで、釧路市に住む高校生(17)と漁師(17)の少年2人を再逮捕しました。 逮捕された少年2人は2025年8月17日午前2時ごろ、釧路市阿寒町雄別の林道上で、帯広市に住む無職の男性(17)の顔や頭を手や拳で殴るなどして、けがをさせた疑いが持たれています。 少年2人と被害者の男性に面識はなく、男性は頭や顔の打撲、歯の亜脱臼など全治およそ1か月の重傷です。 警察によりますと、この事件は容疑者らが属する「釧路勢」と、被害者が属する「帯広勢」の合わせて30人規模の乱闘でした。 逮捕された少年2人は、釧路勢の主犯格とみられています。容疑の認否については、警察が明らかにしていません。 捜査関係者によりますと、乱闘のきっかけは17日午前0時ごろ、釧路市内のコンビニストア付近で、帯広勢約20人が、釧路勢の数人に対して「目があった」などの理由で因縁をつけたことだとみられています。 その後、帯広勢は肝試しをするため心霊スポットとして知られる釧路市の「雄別炭鉱跡」に向かいましたが、釧路勢も10人ほどで追いかけ、今回の事件となる乱闘につながったということです。この時は、釧路勢が優勢となる結果でした。 また、同じ日の午後10時半すぎには、釧路市にある施設用地内で、帯広勢と釧路勢による約30人規模の乱闘騒ぎがありました。このときは帯広勢が優勢だったということです。 この事件では帯広市の男(39)と無職の少年(17)が、釧路市に住む会社員の男性(17)の脇腹周辺を金属バットで殴打するなどしてけがをさせた傷害の疑いで逮捕されています。 帯広勢も釧路勢も匿名流動型犯罪グループ(=トクリュウ)が関与しているとみられ、警察は余罪についても慎重に調べています。

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